一般内科・生活習慣病
管理栄養士が常駐しており、生活習慣の改善の中でも特に重要な食習慣の
改善についてより詳しく、丁寧に説明を行なっています。
一般内科
風邪や胃腸炎などよくある急性疾患から、生活習慣病や各種消化器病、腎臓病などの慢性疾患の治療管理など幅広く対応いたします。
また、咳、腹痛、下痢、めまい、不眠など様々な症状に対して初期対応を行います。
当院で対応可能な場合はそのまま検査や治療をさせていただき、他の診療科(例えば整形外科や耳鼻咽喉科など)やより高次の医療機関が望ましいと判断した場合は、他医療機関への紹介などもいたします。
どこに受診すればよいかわからない、そのような場合にも遠慮なく受診してください。
当院の生活習慣病診療について
生活習慣病は、食事、運動、飲酒、喫煙、ストレス管理などの日常の生活習慣に関連して発症する病気のことです。
代表的なものとして、糖尿病、高血圧、脂質異常症があげられ、 それらが引き起こす狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞などがあります。 これらの病気は、生活習慣を改善することで予防や進行の遅延が可能です。
当院には管理栄養士が常駐しており、生活習慣の改善の中でも特に重要な食習慣の改善についてより詳しく、丁寧に説明を行なっています。
糖尿病
国内の糖尿病患者数は約1,000万人とされ、眼、腎臓、神経、血管などの合併症も含め社会的にも重要な課題となっています。まず糖尿病かどうか、原因は何か、合併症が無いかなど正確な診断を行なっていきます。その後、それぞれの患者さんに合わせて、食事や運動による減量への取り組み、内服薬の開始、インスリンの導入など適切な治療をご提案いたします。特に管理栄養士による食事指導等により多くの患者さんで内服を最小限で済ますことが可能です。 検診などで糖尿病の疑い、糖尿病と診断された場合、早めにご相談ください。
高血圧
日本人の2人に1人は血圧が高いとも言われています。ほとんどの高血圧の患者さんは本態性高血圧と言われる加齢や遺伝、生活習慣などを原因とする高血圧です。高血圧の患者さんのうち10%程度が他に原因性高血圧と言われる腎臓やホルモンの異常で引き起こされる高血圧があるため、治療前に正確な診断が必要です。 検診などで血圧が高いと言われた方はまず家庭での血圧を測定してみて下さい。家での血圧が頻回に135/85 mmHgより上回る方はご相談ください。
脂質異常症
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高い状態、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が低い状態、中性脂肪が高い状態などがこれにあたります。女性の方は閉経前後からコレステロール値が上昇することが多いです。年齢や性別、喫煙の有無、糖尿病などで冠動脈疾患のリスクを評価した上で、頸動脈のエコー検査などで冠動脈のリスクを評価します。まず生活習慣の改善を取り組んで頂き、リスクの高い方で脂質異常が続く方には内服をお勧めします。通常的にLDLコレステロール値が高い方は早めに薬物治療を開始することが推奨されます。 検診などで脂質異常を指摘された方は、検診結果とともにご相談ください。