生きる
透析棟で、送迎業務を行っております。看護助手の山本です。
みなさんは、谷川俊太郎という詩人(翻訳家、絵本作家)をご存じですか?
私はふとした瞬間にこの方の作品『生きる』を思い浮かべることがあります。作中には、日常の中に潜む命の美しさ深さへの想いが込められています。数多く有名な作品がありますので活字で読んだり、短いもの(詩)はYouTubeなどで読み語りを聴くことも出来ますので、余暇時間のお供にしてみてはいかかでしょうか?
私自身、この作品から何気ない瞬間が『生きる(活きる)』という特別な意味があると知り、感情の豊かさを受け入れることや、日々の満足感や充実感を得ることの喜びが伝わってきます。また、日々の瞬間『いま』意識し、大切にするという意をもった表現もあり、流れる時間の中で自分が生きていることの軌跡を感じ、業務中(送迎)に車窓から見える四季の移り変わりの美しさを体験しています。そして、味わう環境にいることに対して喜びや感謝しています。
送迎範囲も広いため、この時期は、凍結や積雪等もありますが色々な冬をカラダ(五感)で感じとっています。(出勤時には道路設置の温度計が-4℃のこともあり、あまりの気温に、空気が寒いを超え痛いと時もありますが…)
みなさまも、冬の寒さが続きますが、体調管理を心掛けながらお過ごしください。
最後になりましたが、本年も幸多き年になるよう、お祈りいたします。
(山本)